2013年11月1日金曜日

出雲大社参り

 私が住む三重はお伊勢さんの地元で、式年遷宮と言うことで賑わっている。出雲さんも式年遷宮で、お伊勢さんと併せてお参りするのがいいと言うことで、出かけた。
 車で出かけたが、急遽鳥取砂丘へ寄ることにしたところ、なんと、鳥取道は無料だった。しかも、その後の鳥取から、松江、出雲までもほとんど無料。所々極少額の有料区間があったのみだった。もちろん休日半額でもあったので、かなりお得な旅だった。
 出雲さんは、さすがにすばらしいお社だった。それに、旧の出雲駅舎は見事で、その時代にはかなりな人数が参りに来ていたらしい。今はその面影を残すのみだったが。
 
 また、私は食べなかったが、「ぜんざい」(お汁粉)は、一説によると「神在祭」(かみあり)で振る舞われた「神在餅」を由来とす説があるようだ。「神在餅」の「じんざい」が訛り、「ぜんざい」へと変化したと言うことのようだ。私たちが行ったのは、ちょうど「神無月」つまり、出雲では「神在月」(かみありづき)だった。代わりにおそばを食べた。出雲そば。おいしかった。
 旅は、癒やし。出かけることそのものに、意味があると思っている。日常生活から離れ、ただ景色を眺め、道中を楽しむ。特に山陰は、静かでおだやかだった。城下町松江は、混雑を感じることもなく、ゆっくりと散策できた。大山も大きく、ドカーンと座っている感じがして、気持ちが落ち着く。
 日常から離れ、気分が変わるとまた元気が出てきた。そんなことを改めて考えさせてくれた出雲参りだった。
 
 
 

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