2013年9月26日木曜日

障害と言うことについて私見

 仕事柄、時節柄、運動会の練習などを見る機会が最近多い。子ども達の様子や先生方の取り組みを見ながら、「障害とは」と考えさせられた。
どこの学校でもそうだが、やはり何人かの集団になじめない子達がいる。あるいはかなり運動が苦手と思われる子達がいる。そうした子達の中には、級友と思われる子に優しく手を引かれたり、後ろを押されたりしながら、一生懸命参加している。あるいは、演技に失敗してうまくいかなかった子達もいる。けれども、どの子もどの子も本番に向けて、失敗をお互いが責め合うこともなく、頑張っている光景、出来ないことを認め、支え合ってみんなで取り組む姿を見て、上手な子もいれば、下手な子もいるという当たり前のことを改めて思った。
上手と下手、負けと勝ちが分断されるのではなく、認め合い育み合い、共にある生活の中では、ひょっとすると障害という概念がもはや必要なくなるという期待すら抱いてしまう。
 
 
 

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